はりねずみの独り言

おっさんの独り言です。

もし高校生に戻れたなら本当にやりたい事に素直に取り組みたい。

お題「高校生に戻ったらしたいこと」

 

おおよそ、自分の高校時代は言い訳と逃げの自堕落な毎日だったと思う。

勉強も、遊びも、部活も特にこれと言って思い出もない。

もし高校時代に戻れるのなら、何か一つ自分が徹底的にやりたいものを見つけて取り組みたいと思う。

漫画を読みながらそんなことを考えていました。

 

TL;DR

  • 何かに真剣に取り組もう
  • そんか手で得た経験は貴重なものとなる。
  • 周りの評価はまた別の話
  • 今を一生懸命頑張ろう

 

好きを追求し続けた先に自分の本当にやりたい事が見えてくる「着せ恋」の世界

その着せ替え人形は恋をするは2022年にアニメ化され、現在もヤングガンガン連載が続いている、コスプレを中心に話が紡がれていく恋愛漫画になります。

magazine.jp.square-enix.com

 

読者モデルをしていて、明朗でクラスの中心でいるけれどサブカル好きの主人公、喜多川海夢(きたがわまりん)と雛人形の頭師を目指していて、他の人と違う自分に引け目を感じている内気の五条新菜(ごじょうわかな)がふとしたきっかけで出会いコスプレを通じて2人の気持ちが近付いていく話になります。

 

気持ちがすれ違ってる、ラブコメになるのですがコスプレ衣装を作る過程を通じて五条新菜の成長が感じられるのが心地よいのです。

幼い頃、友人の女の子から、雛人形が好きな事を「気持ち悪い」と言われたのをきっかけに人との距離を取る五条新菜なのですが、「自分の気持ちは大切にしなくちゃだめだよ」という喜多川海夢の言葉に心を動かされたのをきっかけに喜多川海夢にお願いされたコスプレ衣装を作り始めます。

 

色々な、事を通じて成長するのですが、最新の話がそれまでの経験を糧に若菜が一気に職人としての成長につながる話なんです。

悩み苦しみながら職人としてこだわり抜いて作った衣装は圧倒的なクオリティは圧巻で他を驚かせます。

それを着た喜多川海夢の見せる力もまた、将来につながる何かを予感させるのです。

彼らは好きを追求しただけなんですよね。その過程が成長につながっている。そこがいいんですよね。

 

私も、「もっと自分の好きに向き合って素直に向き合って取り組んでいたらよかった」と感じる作品になります。

 

 

何度負けて本気で取り組んみ続けた結果、奇跡を起こす「もう、いっぽん!」のリアリティ

もういっぽん!は現在マンガクロスで連載している柔道漫画になります。

廃部している、柔道部を復活させて柔道を通じて成長していく、スポーツ漫画になるのですが、全般として等身大なんです。

スポーツ漫画でよく有るのが、弱小野球部が全国大会に行ったりと現実はそこまで甘く無いよね。と思わせる作品がおおいです。

個人的には「でも漫画だからこれくらいの方が良いよね。」と思ったりしています。

それはそれで好きなのですが、もういっぽんは少しおとなしめになります。

 

mangacross.jp

 

現在、主人公達は3年生になり最後の大会に挑んでいるのですが、強豪校を圧倒する強さになってるわけではないんです。

ずっと、勝ったり負けたりを繰り返すもどかしさすら感じる展開が続きます。

ですが、そんな中でも時折起きる奇跡に等身大の面白さを感じさせるそんな作品になっています。

 

部長をやってる滝川早苗は決して強くは無いです。おそらくは3年生の中では一番弱いかもしれないです。

ですが、金鷲旗の団体戦で大切な局面で日本一になった事もある選手に勝利するんです。

それまでに、苦労をしているから事その勝利の重みが強く感じ泣きながら読んでいました。

 

今後も、きっと勝ったり負けたりを繰り返す事になると思います。もしかしたら負けることの方が多いかもしれません。

ですが努力をするとその先に、たまに気まぐれ様にご褒美がもらえるんです。

 

大会の中の1試合でしかなく大きく取り扱われることは無い試合かもしれないですが、本人とその周りの人には何かを残す大きな1試合だと感じさせてくれました。

 

これは真剣に取り組んだ人だけが感じられる矜持ですよね。

 

私の場合それをだいぶ歳を取ってから経験したんです。

 

まとめ

だから、もう一度高校生になれるなら、好きなことに真剣になる照れ隠しとか、結果につながらない時の恥ずかしさとか、そんな物を他所に置いて真剣に一つの事に取り組みたいですね。

でもそれは叶わない。なら今を一生懸命頑張れば何年後かに良い40代50代を送ることができた。そう思える日が来るかもしれない。

そう考えるようにしています。